授業概要:本科目は経営史分析の理解を深めて、国際ビジネスの体系的理解に必要な知見と能力の養成を目指す。授業においては、産業革命から現在に至る産業一般の経営史と、特定産業の経営史と、特定多国籍企業の経営史の3つの階層から、特定多国籍企業の国際展開の在り方を考察する。特定産業は、数多の部品企業が広大な裾野を形成する国際自動車産業を対象にし、特定多国籍企業は、電気自動車メーカーとして現在注目されている中国企業BYDを対象とする。

到達目標:受講生は、多国籍企業の現状を歴史的視点から分析する具体的な知識と方法を習得できるようになる。