この講義を受講される学生の皆さん、

  はじめまして、この講義を担当します、太田友子です。よろしくお願いします。

 一日も早く皆さんとお会いして、対話しながら講義をしたいと願っています。

   まずは自己紹介、「授業は子ども(学生)と共に創る」を掲げ、小学校教諭、堺市・大阪府教育委員会勤務、堺市立小学校長を経て、現在、短大教授(博士(教育学)、大学講師として勤める傍ら、幼稚園園長として勤務しています。専門分野は、児童保育学、算数教育、幼小接続期のメタ認知です。

  未来を担う子どもたちの教育に携わることをめざしている学生の皆さんには、惜しみないエールを送りたいと思います。教育とは責任の重い職業ですが、と同時に大変やりがいのある魅力的な職業です。子どもに向き合うことは自ずと自分に向き合うことになり、自分育てにつながる営みだからです。子どもってそれほどパワーのある存在です。私のこれまでの経験から得たエピソードを早くお話したいです。

  さて、この講義「教育方法学」を通して、知識や技術のみならず、その根底にある「何のために」「その方法」を選択するのか、そして実際の子どもたちは「どう感じているのか」「どんな学びをしているのか」を意識することの大切さに気付いてもらえたらと願っています。

  学生の皆さんも不自由・不便さがあるかと思いますが、共に頑張りましょうね。

 そして、くれぐれもご自愛ください。

 

512日・19日・26日の講義の進め方について】

・添付の課題について、自学・考察し、そのレポートを提出すること。

5月27日(水)までに、課題(問1・2・3・4)について論じ、A4にまとめ、pdfにして提出すること。(頁数は問わない。横40字×縦40行、10.5ポイント)

・6月2日(火)には、提出されたレポートをもとに、課題1・2・3・4の確認を行い、講義のねらいに迫る。

 

【講義のねらい】

 ・小学生の作文や教育学者の格言をもとに、学生自身がこれまでの学びの経験を振り返り、めざす授業のイメージを確かなものとする。

 ・学習指導要領のキーワードの一つである「主体的・対話的で深い学び」について、理解を深め、現在の教育課題の概要をつかむ。